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ひーーーーーっさしぶりに、止まってた本のご紹介でも。
ローマ人の物語〈4〉― ユリウス・カエサル-ルビコン以前ローマ人の物語〈4〉― ユリウス・カエサル-ルビコン以前
(1995/09)
塩野 七生

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ローマ人の物語〈5〉― ユリウス・カエサル-ルビコン以後ローマ人の物語〈5〉― ユリウス・カエサル-ルビコン以後
(1996/04)
塩野 七生

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この2冊は。長いこのシリーズの中でもこれだけ読んでいただいてもいいかも。
もうね、何気に、一人の物語に2冊裂いてるだけはあります。中身も濃い!
ってか、かなりカエサル好きになってしまった(笑)
この4巻に入った途端、書かれ方が切り替わって、当時の町の様子、
人々の生活、習慣、、、とにかく、「カエサル」がどのようなものを背景にして
育ったのかが、仔細に描かれだします。
この2000年後の人までを魅了してしまうカエサルという人物像が
とっても詳しくかかれてます。
ちょっと微笑ましいとことかのエピソードを交えて。
読みやすいです。一気にいけてしまいます。2冊並べるとなかなかな量ですが。
これを書きたかったんだろうなぁってのがとても伝わってきます。
でも、だからといって、完全にカエサル視線なわけではなく、そのあたりはきちんと。
そりゃそうだろうけど。それぞれの人物の行動や言動、それによって起きた出来事。
それぞれに納得させられます。

通して感じたのは、この人の視野の広さ。先見性。
あとは、一貫した「寛容」の精神。
それによって、命を落とすことになるんですけど、
でも、死後も、その思想は受け継がれる。
ある意味その死さえも「らしい」ような。
でも、こうして後から、歴史としてみると、どうして・・・とは思います。
独特だった「祖国」の概念。なんでそれを周囲が理解できなかったのかなぁ。
やはり、ご他聞にもれず、こういう人の周りにはそれなりの人物が
集まってくるわけで。でも、その人たちも理解できなかった。
大元が違っちゃうと、難しいのかしらん。

なんだか、自分の身の回りの色んなものに置き換えられるようなことも多々あり。
もう今までのシステムが機能していない、それに気付いてる人はいた、
では、実際、今あるシステムをちょっとずつ改良するのか、
全く新しいものとするのか。

人間にとっては、ゼロから起ちあがる場合よりも、それまでは見事に機能していたシステムを変える必要に迫られた場合の方が、よほどの難事業になる。

確かにって感じではないですか。さて、自分ではどうかとかね。
今の時代なら、どう置き換えるべきなのかとかね。
ない頭で、そりゃもう、色々想いを馳せちゃいます。

後は、とっても印象的だったのはね。

「アウレリウス城壁」が一千七百年後の現代でも相当な程度に健在なのは、古代ローマの技術の優秀に加え、皇帝達に代わってローマの主になったローマ法王たちが、修復や補強を怠らなかったからである。キリストの地上王国も、防壁なしの平和(パクス)までは実現できなかったのであろう。
一方、古代のローマ帝国の首都は、なんと三百年もの歳月、防壁なしで過ごしたことになる。「パクス・ロマーナ」の完成者はアウグストゥスだが、アウグストゥスとその後の皇帝達に首都が城壁の必要もないほどに平和であるのがローマの目指す道であると示したのは、カエサルであった。
壁は、安全の確保には役立っても、交流の妨げになりやすい。カエサルにとっては壁を壊すという行為は、ローマ都心部の拡張の為であると同時に、壁なしでも維持できる平和への意思の表明でもあったのだ。

これって、物凄いことだと思うんですけど。壁を自ら壊すって。
今は、見えないものを含めて色んなもので守らなくちゃいけなくなってるからねぇ。
ま、、、ガーッと読んで、とにかく次って感じで、返しちゃったんだけど。。。
もう一度読みたいかも。ここの部分だけでも買っとくかなぁ。。。

とかいいつつ、まだそこだったの?って?
そうなんです。止まってます(^^;;
結構長い間、6巻が借りられてて。
何となくここまできたら、順番に読みたいじゃないですか。
って、そのあと、図書館に行ってなかったりもするんだけど。
そろそろ、行かないと、前のお話が。。。。薄れていくぅ。。。ははっ(^^;;
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2008.07.13 / Top↑
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