序章の「ある独白」から始まります。
誰の言葉なのか、男性?女性?本文に入っても、
う~んこの人の言葉ではないなぁとか。
それが、一番最後にこの「独白」の文章に戻って終わるという。
こういう構成好きですねぇ(^^)
読み終わってから、これが主人公理瀬シリーズの2つ目に当たるもので、
他にも、幼少期などが書かれた短編もあるらしく。。。
それらに伏線が隠されていたりもするらしい。。
うーん、こちらを読んでからにすればよかったかしら。
でも、読んでなくても、十分に楽しめましたけど。
近所から「魔女の館」と称される亡き祖母の家に
「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」
という遺言に従い越してきた理瀬。その遺言の意味とは?
同居人である血のつながっていない二人の叔母、そこに従兄弟も加わり、
この魔女達の館の秘密を巡っての思惑が渦巻く。。。
登場人物誰しもが疑わしく、ミステリアス。何が真実で、信じられるものは何なのか。
「善は悪のうわずみ」って言葉はこの物語をよく表してるような。
理瀬は闇の世界の住人。こちら側の人間とその一線は越えられない人間。
(この辺りはシリーズの第1弾を読んだほうがすっと入ってくるのかなぁ)
普通の高校生、少女であることへの憧憬を抱く。
こちら側の住人にはなれないと分かりつつも
自分を理解してくれる高校生・雅雪に淡い恋心ににたモノを感じたり。
恩田さんの小説は入れ子状態になってるのも多くて、
主語が略されているもの、誰の言葉なのか隠されていることがあるので、
どれがどの人の言葉なのか・・・とか、口調とか性格とか、
とにかく、その人を形成してるもののヒントになるものを逃さないよう
慎重に読み進めていかないと。という、緊張感もまた楽しめます。
最後は続きを予感させる形で終わっています。
うん、シリーズの最初からもう一度読んで、次も期待!しちゃいます。
関連作品:先に読むことお勧めだそうです。私も図書館でさがそ(^^;;
こちらがシリーズ第1弾。
こちらは短編が収録されてるそうです。
(幼い頃を描いた「睡蓮」収録)
(許婚ヨハンに関する短編収録だそうです)
誰の言葉なのか、男性?女性?本文に入っても、
う~んこの人の言葉ではないなぁとか。
それが、一番最後にこの「独白」の文章に戻って終わるという。
こういう構成好きですねぇ(^^)
読み終わってから、これが主人公理瀬シリーズの2つ目に当たるもので、
他にも、幼少期などが書かれた短編もあるらしく。。。
それらに伏線が隠されていたりもするらしい。。
うーん、こちらを読んでからにすればよかったかしら。
でも、読んでなくても、十分に楽しめましたけど。
近所から「魔女の館」と称される亡き祖母の家に
「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」
という遺言に従い越してきた理瀬。その遺言の意味とは?
同居人である血のつながっていない二人の叔母、そこに従兄弟も加わり、
この魔女達の館の秘密を巡っての思惑が渦巻く。。。
登場人物誰しもが疑わしく、ミステリアス。何が真実で、信じられるものは何なのか。
「善は悪のうわずみ」って言葉はこの物語をよく表してるような。
理瀬は闇の世界の住人。こちら側の人間とその一線は越えられない人間。
(この辺りはシリーズの第1弾を読んだほうがすっと入ってくるのかなぁ)
普通の高校生、少女であることへの憧憬を抱く。
こちら側の住人にはなれないと分かりつつも
自分を理解してくれる高校生・雅雪に淡い恋心ににたモノを感じたり。
恩田さんの小説は入れ子状態になってるのも多くて、
主語が略されているもの、誰の言葉なのか隠されていることがあるので、
どれがどの人の言葉なのか・・・とか、口調とか性格とか、
とにかく、その人を形成してるもののヒントになるものを逃さないよう
慎重に読み進めていかないと。という、緊張感もまた楽しめます。
最後は続きを予感させる形で終わっています。
うん、シリーズの最初からもう一度読んで、次も期待!しちゃいます。
関連作品:先に読むことお勧めだそうです。私も図書館でさがそ(^^;;
こちらがシリーズ第1弾。
麦の海に沈む果実 恩田 陸 (2004/01) 講談社 この商品の詳細を見る |
こちらは短編が収録されてるそうです。
図書室の海 恩田 陸 (2005/06) 新潮社 この商品の詳細を見る |
殺人鬼の放課後―ミステリ・アンソロジー〈2〉 恩田 陸、新津 きよみ 他 (2002/01) 角川書店 この商品の詳細を見る |
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2007.02.18 / Top↑
月ママ
恩田作品は丁度1年程前、好きで図書館にある
のは全部読んだんだー。絵画的だよね。この人の世界
って。少女漫画に通じるもんもあって、好きですわ。
この前読んでた「セカンドライン」に重松清さんが、
恩田さんのデビュー作「六番目の小夜子」の書評
を書かれていて、あーーー!!是、読みたかった
んだよなああ!と思い出した
ところです。リクエストしとこーっと。
ただいま、浅田次郎さん作「壬生義士伝」
上下巻を必死でよんでおりまする。
丁度、図書館が年に数回あるところの「整理週」
にはいってまして、お陰でその分ゆっくり
借りておれるのですが・・・・
いやーーー。これはおもしろーーい。
また、記事にupしよー。
のは全部読んだんだー。絵画的だよね。この人の世界
って。少女漫画に通じるもんもあって、好きですわ。
この前読んでた「セカンドライン」に重松清さんが、
恩田さんのデビュー作「六番目の小夜子」の書評
を書かれていて、あーーー!!是、読みたかった
んだよなああ!と思い出した
ところです。リクエストしとこーっと。
ただいま、浅田次郎さん作「壬生義士伝」
上下巻を必死でよんでおりまする。
丁度、図書館が年に数回あるところの「整理週」
にはいってまして、お陰でその分ゆっくり
借りておれるのですが・・・・
いやーーー。これはおもしろーーい。
また、記事にupしよー。
2007/02/18 Sun 11:37 URL [ Edit ]
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