お正月に借りてた本の残りの2冊は恩田さんのでした。
好きだし読みやすいから、サクっと読めちゃうとこも
通勤時間と昼休みの少しの時間しか読まない私にとってはかなりの味方(笑)
↓こちらの2冊です。
好きだし読みやすいから、サクっと読めちゃうとこも
通勤時間と昼休みの少しの時間しか読まない私にとってはかなりの味方(笑)
↓こちらの2冊です。
ネバーランド 恩田 陸 (2003/05) 集英社 この商品の詳細を見る |
ロミオとロミオは永遠に 恩田 陸 (2002/11) 早川書房 この商品の詳細を見る |
紹介の大きさの違いは。。。私の好き嫌いの差(笑)
「ロミオとロミオは永遠に」はすっごい面白かったんですけどねぇ。。。
最後が私はどうも腑に落ちない。
ヒーロー2人が逃げちゃっただけな気がする。
いえ、「脱走」も醍醐味のひとつなんで、応援はしてたんですが。
で、もう一冊の「ネバーランド」は何となく題名に惹かれて手にしてみたのですが。
内容に関係なく、爽やかな感じが残ってます。
それぞれ、いろんな問題抱えてたりするんだけど、
高校生なりに、それに向き合っていたり。
この年代の子達特有の瑞々しさとか、潔癖さとか、
描くのうまいですよねぇ。
考えてみると、私の読んだののほとんどが高校生主人公だ。
ご本人も後書でこの小説を踏まえてまた後に書くことになりそう
とおっしゃってましたが、「夜のピクニック」とかまさにそうなのかも。
かなりできた高校生達ばかりなんですが。
こんなに冷静に自分の事、周りの事見てなかったよなぁとか(笑)
最後にホロっとさせられる、ちょっといい本でした(^^)
「ロミオとロミオは永遠に」はすっごい面白かったんですけどねぇ。。。
日本人だけが地球に居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。それを指導するエリートへの近道は、「大東京学園」の卒業総代になることであった。しかし、苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがて、学園からの脱走に命を燃やす「新宿」クラスと接触したアキラは、学園のさらなる秘密を目の当たりにする…。ノスタルジーの作家・恩田陸が、郷愁と狂騒の20世紀に捧げるオマージュ。
最後が私はどうも腑に落ちない。
ヒーロー2人が逃げちゃっただけな気がする。
いえ、「脱走」も醍醐味のひとつなんで、応援はしてたんですが。
で、もう一冊の「ネバーランド」は何となく題名に惹かれて手にしてみたのですが。
内容に関係なく、爽やかな感じが残ってます。
男子校の寮「松籟館」。そこで年越しをすることになった「居残り組」の4人の少年たち。数々の「事件」を通して明らかになる4人の秘密とは? 4人の少年たちの奇跡の一週間を描く青春ミステリ!
それぞれ、いろんな問題抱えてたりするんだけど、
高校生なりに、それに向き合っていたり。
この年代の子達特有の瑞々しさとか、潔癖さとか、
描くのうまいですよねぇ。
考えてみると、私の読んだののほとんどが高校生主人公だ。
ご本人も後書でこの小説を踏まえてまた後に書くことになりそう
とおっしゃってましたが、「夜のピクニック」とかまさにそうなのかも。
かなりできた高校生達ばかりなんですが。
こんなに冷静に自分の事、周りの事見てなかったよなぁとか(笑)
最後にホロっとさせられる、ちょっといい本でした(^^)
スポンサーサイト
2007.01.15 / Top↑
月ママ
これです!私が恩田陸にはまった正体は!!
なんてたって、美少年満載!
私、かねてより萩尾望都さんの「トーマの心臓」の大ファン
でありました。この作品は、週間少女コミックに連載
していたのを、(中学生時代)自分の全おこづかいをはたいて、毎週欠かさず購入し、リアルタイムで読破した、いわば
「現在の自分の原点」と言い切りたいほど、思いいれが
強烈なのでございます。
恩田氏も私と同年代なため、よく似た時代を生きてきておるなーと、感慨深く読ませていただきました。
案の定、「トーマの心臓」のことが、書評にも書いてあり、
さもありなん、と感じた次第です。
「夜のピクニック」は、映画化もされました。
我が子の中学でも昨年開催された、「長距離歩行」
のお話。体力、気力が極限の状態で、高校生である
彼らが何を感じたか。通常では感じ得ないピュアな
感情を見出す、不思議な体験。
ウチの息子に、「もう一回やってみたい」と言わしめた
魔力。きっとやってみた者しかわかんないんだろうね。
恩田さんの作品、「黒と茶の幻想」も是非。
大人の男女の思いが溢れた名作です。
なんてたって、美少年満載!
私、かねてより萩尾望都さんの「トーマの心臓」の大ファン
でありました。この作品は、週間少女コミックに連載
していたのを、(中学生時代)自分の全おこづかいをはたいて、毎週欠かさず購入し、リアルタイムで読破した、いわば
「現在の自分の原点」と言い切りたいほど、思いいれが
強烈なのでございます。
恩田氏も私と同年代なため、よく似た時代を生きてきておるなーと、感慨深く読ませていただきました。
案の定、「トーマの心臓」のことが、書評にも書いてあり、
さもありなん、と感じた次第です。
「夜のピクニック」は、映画化もされました。
我が子の中学でも昨年開催された、「長距離歩行」
のお話。体力、気力が極限の状態で、高校生である
彼らが何を感じたか。通常では感じ得ないピュアな
感情を見出す、不思議な体験。
ウチの息子に、「もう一回やってみたい」と言わしめた
魔力。きっとやってみた者しかわかんないんだろうね。
恩田さんの作品、「黒と茶の幻想」も是非。
大人の男女の思いが溢れた名作です。
| Home |